シナリオに Load Generator を追加する
次の手順では,Load Generator をシナリオに追加する方法について説明します。手順は,追加する Load Generator がオンプレミスまたはクラウドベースのどちらかによって若干異なります。
シナリオに Load Generator を追加するには,次の手順を実行します。
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[Load Generators]ダイアログ・ボックスを開く。
[デザイン]タブで,[Load Generators]ボタン をクリックします。詳細については,「[Load Generators]ダイアログ・ボックス」 を参照してください。
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Load Generator マシンを追加する
オンプレミス Load Generator の追加-
[追加]をクリックし,Load Generator の詳細情報を入力します。詳細については,「[新規 Load Generator の追加/Load Generator の情報]ダイアログ・ボックス」 を参照してください。
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[OK]をクリックします。オンプレミス Load Generator を追加しても,接続するまで[ダウン]状態のままです。
新規クラウドベース Load Generator のプロビジョニングクラウド・アカウントに新規 Load Generator を作成する手順は,Load Generator のプロビジョニングといいます。
Controller は,標準設定のシステム設定またはイメージをクラウド上にインストールします。別の方法として,カスタム・イメージを適用することもできます。詳細については,「クラウド上の Load Generator のカスタム・イメージの作成」を参照してください。
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前提条件: クラウド上で Load Generator をプロビジョニングするために,クラウド・アカウントおよび Controller を設定します。詳細については,「クラウド上の Load Generator」 を参照してください。
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[クラウドから追加]>[新規 LG をプロビジョニング]をクリックします。[クラウドの Load Generator の作成]ダイアログ・ボックスが開きます。
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使用可能なクラウド・アカウントのリストから,新しい Load Generator をホストするクラウド・アカウントを選択します。
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プロビジョニングする Load Generator の数を指定します。
ヒント: Load Generator の数を増やすと,同じパラメータを使って複数のマシンをプロビジョニングすることが可能です。
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シナリオの実行後,およびすべてのデータの照合後に,マシンを自動的に終了するには,[負荷テストの終了時に Load Generator を終了]を選択します。
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[詳細表示]をクリックして,プロバイダ固有のパラメータと画像を指定します。最初に,標準設定のパラメータが選択されます。これらのパラメータは,各クラウド・プロバイダに固有のものです。詳細については,「[クラウドの Load Generator の作成]ダイアログ・ボックス」 を参照してください。
ヒント: 以降のプロビジョニングでは,Load Generator に最後に適用された接続設定が LoadRunner で使用されるため,必ずしもクラウド・ベース・マシンの接続設定が使用されるとは限りません。
- [マシン設定]セクションで,関連する設定を選択します。これらの設定はサポートされているそれぞれのクラウド・プロバイダで異なります。標準の値は,最も一般的に使用される設定です。
- [接続]セクションで,クラウド接続用に作成されたネットワーク・プロファイルをドロップダウン・リストから選択します。
ボタンをクリックして[ネットワーク プロファイル マネージャ]を開き,新しいプロファイルを作成します。詳細については,「[ネットワーク プロファイル マネージャ]ダイアログ・ボックス」 を参照してください。すべての接続設定が,プロビジョニングされる新規の Load Generator に適用されます。たとえば,ポート 6080 を指定すると,Load Generator がポート 6080 で作成され,同じポートでリッスンします。
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プロビジョニング・パラメータ(数量,終了ポリシー,およびマシンのパラメータ)を確認し,[プロビジョニング]をクリックして指定した Load Generator をプロビジョニングします。
プロビジョニング中,Load Generator のステータスは[進行中]になります。このステータスは,クラウド上のテスト・マシンのプロビジョニング,およびこのマシン上での OS と Load Generator の起動を示します。このプロセスには,数分かかる可能性があります。
Load Generator のステータスが[ダウン]に変わると,シナリオの実行に使用できます。その可用性は,[接続]ボタンをクリックすることで確認できます。
注意: シナリオからクラウドの Load Generator を削除する場合,正しい削除オプションを選択してください。詳細については,「クラウド上の Load Generator の管理」 を参照してください。
既存のクラウドベース Load Generator の追加Controller 経由でプロビジョニングされたか,手動で作成されたかを問わず,自分のシナリオでクラウド Load Generator の実行中インスタンスを使用することができます。
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前提条件: クラウド・アカウントで Load Generator をプロビジョニングしたことを確認します。詳細については,「 新規クラウドベース Load Generator のプロビジョニング」 を参照してください。
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[クラウドから追加]>[既存の LG を使用]をクリックします。[クラウドの Load Generator を使用]ダイアログ・ボックスが開きます。詳細については,「[クラウドの Load Generator を使用]ダイアログ・ボックス」 を参照してください。
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クラウド・アカウントのリストから,対象の Load Generator をホストするクラウド・アカウントを選択します。使用可能な Load Generator のリストが表示されます。
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[使用可能なマシン]セクションで,シナリオに追加する Load Generator を選択します。
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すでにネットワーク・プロファイルが定義されている場合は,そのネットワーク・プロファイルを選択します。ネットワーク・プロファイルは,接続モード,プロキシ,ポートなど,Load Generator の接続情報を示します。ネットワーク・プロファイルを作成するには,このダイアログ・ボックスを閉じてから[ツール]>[ネットワーク プロファイル マネージャ]を選択します。詳細については,「[ネットワーク プロファイル マネージャ]ダイアログ・ボックス」 を参照してください。選択したネットワーク・プロファイルが既存の Load Generator(クラウドまたはオンプレミス)に対して別のポートを指定している場合,Load Generator マシンでも同じ設定を手動で行う必要があります。
- [マシンを追加]をクリックします。
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マシンの Shellshock 脆弱性を確認する。
Linux Load Generator の場合,マシンの bash 脆弱性を確認します。詳細については,「Controller の既知の問題」 を参照してください。