[クラウドの Load Generator の作成]ダイアログ・ボックス

[クラウドの Load Generator の作成]ダイアログ・ボックスでは,新規のクラウドベース Load Generator をデプロイできます。

利用方法
  1. Controller のツールバーの をクリックし,[Load Generator]ダイアログ・ボックスを開きます。
  2. クラウドから追加]をクリックします。
  3. 新規 LG をプロビジョニング]をクリックします。
関連タスク

「シナリオに Load Generator を追加する」

関連項目

「[クラウドの Load Generator を使用]ダイアログ・ボックス」

ユーザ・インタフェース要素の説明は次のとおりです。

UI 要素
説明
プロビジョニング
選択したアカウントで最後に使用された設定に従って,シナリオの Load Generator をプロビジョニングします。このボタンは,クラウド・アカウントの実行後にのみ使用できます。
Load Generator を初めてプロビジョニングする場合には,標準設定が使用されます。
<Load Generator の数>
プロビジョニングするクラウドベースの Load Generator の数。
負荷テストの終了時に Load Generator を終了
負荷テストの完了時に現在のデプロイメントを終了します。

詳細表示 / 詳細非表示

クラウド Load Generator のパラメータ,および Load Generator で使用するネットワーク・プロファイルを設定するタブを表示または非表示にします。選択事項は Controller に保存され,次回以降のプロビジョニングが可能になります。詳細については,次を参照してください。

注: クラウドから Load Generator をプロビジョニングするには,標準設定の LoadRunner Professional 証明書を自己署名証明書に置き換える必要があります。詳細については,「Azure クラウドの証明書の作成」 を参照してください。

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[クラウドの Load Generator の作成]セクション

ユーザ・インタフェース要素の説明は次のとおりです。

UI 要素
説明
マシン設定(Amazon EC2)
クラウド・マシンのパラメータ。以下のパラメータを設定できます。
  • 地域: 地域(地理的な場所)および利用可能ゾーン(地域内の特定の場所)。たとえば,us-west-1 のように入力します。
  • 可用性ゾーン: クラウド・マシンにアクセスできる領域内のゾーン。
  • AMI: (Amazon マシン・イメージ)サーバのソフトウェア構成(オペレーティング・システムなど)が含まれているテンプレート。LoadRunner Professional の場合,イメージには,Load Generator ソフトウェアも含まれています。ユーザ定義のクラウド・イメージを作成する方法の詳細については,「クラウド上の Load Generator のカスタム・イメージの作成」を参照してください。
  • セキュリティ・グループ: セキュリティ・グループとは,関連するインスタンスへのトラフィックまたは関連するインスタンスからのトラフィックを制御するファイアウォールのようなメカニズムのことです。このプロパティを省略すると,クラウド・プロバイダの標準のセキュリティ・グループが使用されます。標準のセキュリティ・グループでは,標準のポートを使用して Controller と Load Generator を接続できません。そのため,独自のセキュリティ・グループを作成し,関連するすべての通信ポートでそのグループを有効にする必要があります。関連する通信ポートには,Controller 用ポート,標準ポート(54345),および通信チャネル・インフラストラクチャで設定したポートが含まれます(「ネットワークおよびセキュリティ・マネージャ」を参照してください)。さらに,手動で Load Generator にアクセスする場合,RDP アクセス用のセキュリティ・グループを有効にする必要があります。ベンダによって許可されている場合,複数の値を選択できます。
  • キー・ペア: (任意 - リモートで接続する場合のみ設定)キー・ペアは,ログイン情報を暗号化および復号化します。
  • エラスティック IP: (EIP)現在のインスタンスが失敗した場合に,アドレスを別のインスタンスに再マッピングすることで,インスタンスまたはソフトウェアの失敗をマスクできる静的 IP アドレス。詳細については,Amazon 製品のドキュメントを参照してください。
  • インスタンス・タイプ: プロビジョニングが行われるホスト・コンピュータのハードウェア構成。ストレージやメモリなどのパラメータに影響します。たとえば,m1.xlarge のように入力します。
  • シャットダウン動作: (AWS クラウド・サービスの場合のみ)シナリオが終了した場合にクラウド・マシンを処理する方法:
    • 終了: マシンを完全に終了し,シナリオ実行の終了時に Load Generator のリストから削除します。
    • 停止: マシンを中止モードにし,シナリオ実行の終了時に Load Generator のリストから削除します。後でこのマシンを「[クラウドの Load Generator を使用]ダイアログ・ボックス」を使用して追加すると,自動的に起動されます。

これらのパラメータの詳細については,クラウド・プロバイダの Web サイトを参照してください。

マシン設定(Microsoft Azure)
クラウド・マシンのパラメータ。以下のパラメータを設定できます。
  • 場所: 地理的場所。
  • イメージ: サーバのソフトウェア構成(オペレーティング・システムなど)が含まれているテンプレート。LoadRunner Professional の場合,イメージには,Load Generator ソフトウェアも含める必要があります。Azure 用のイメージを作成する方法の詳細については,「クラウド上の Load Generator のカスタム・イメージの作成」を参照してください。
  • ストレージ・アカウント: アカウントの特定の保管領域。
  • サイズ: プロビジョニングを行うマシンのハードウェア構成。これは記憶域とメモリに影響します。
  • ユーザ/パスワード: マシンに直接アクセスするための資格情報(たとえば,リモート・デスクトップ経由で)。
  • 追加ポート: (任意)スペースで区切ったマシンで開かれているポートのリスト。たとえば,リモート・デスクトップを使用してマシンに接続するには,ポート 3389 を指定します。

これらのパラメータの詳細については,クラウド・プロバイダの Web サイトを参照してください。

[接続]タブ
プロキシ情報,接続モード,ポートなど,Load Generator に割り当てられたネットワーク・プロファイルの接続情報を示します。

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