[実行]表示枠([テストの設定]ダイアログ・ボックス)
関連:GUI テストのみ
この表示枠では,テスト全体の実行セッションの設定を定義できます。
テスト内の個々のアクションの設定を定義するには,特定のアクションの[アクション呼び出しプロパティ]ダイアログ・ボックスの[実行]タブから定義します。
[実行]表示枠へのアクセス
[テストの設定]ダイアログ・ボックスの[実行]表示枠にアクセスするには,次の手順を実行します。
- テストまたはアクションにフォーカスが当たっていることを確認してください。
- [ファイル]>[設定]>[実行]を選択します。
実行設定とグローバル・データ・テーブル・パラメータ
グローバル・データ・テーブル・パラメータでテストを実行する場合,標準設定では,UFT One はユーザが指定したパラメータに従って,[データ]表示枠の行ごとにテストを実行します。
また,この表示枠では,[データ]表示枠の[グローバル]タブにある行を限定してテストの反復を実行するように,UFT One を設定することもできます。[データ テーブル反復]で,次のいずれかのオプションを選択します。
1 反復のみ実行 | グローバル・データ・テーブルの最初の行のみを使って,テストを 1 回だけ実行します。 |
すべてのデータ行を対象に実行 | グローバル・データ・テーブルのすべての行を使って,テストの反復を実行します。 |
実行開始データ行:__ 終了データ行:__ |
グローバル・データ・テーブル内で指定した行の範囲の値を使って,テストの反復を実行します。 データ・テーブルの最初の行には,カラム名が含まれます。したがって,データ行番号は,データ・テーブル表示の行番号より常に 1 小さくなります。 たとえば,次のテーブルで Alex はデータ行番号 3 にリストされていますが,このテーブル行番号は 4 です。
|
詳細については,データ・テーブル・パラメータを参照してください。
実行セッション・エラーの処理
実行セッション中のエラーとタイムアウトを処理するには,次の設定を定義します。
実行セッション中にエラーが発生した場合 |
実行セッション中に発生したエラーに対する UFT One の応答を指定します。 |
オブジェクト同期化のタイムアウト |
UFT One がテストのステップを実行する前に,オブジェクトの読み込みが終わるのを待機する時間の最大値(秒単位)を設定します。 |
注: Web オブジェクトの場合,UFT One が待機する時間の上限は,[ブラウザ ナビゲーションのタイムアウト]オプションで設定されている時間と[オブジェクト同期化のタイムアウト]で設定されている時間を合計した長さになります。
詳細については,[Web]表示枠([テストの設定]/[ビジネス コンポーネントの設定]ダイアログ・ボックス / アプリケーション領域の[追加設定]表示枠)を参照してください。
スマート認識
[実行セッション中にスマート認識を無効にする]を選択して,実行セッション中にスマート認識メカニズムを使わないように,UFT One を設定します。
注: このオプションを選択すると,[オブジェクトのプロパティ]ウィンドウと[オブジェクト リポジトリ]ウィンドウの[スマート認識を有効にする]チェックボックスが無効になります。ただし,チェックボックスの設定は保存されます。
このオプションをクリアすると,[スマート認識を有効にする]チェックボックスは以前の設定(オンまたはオフ)に戻ります。
Business Process Monitor
Business Process Monitor でテストするには,次のオプションを選択します。
エラー発生時にデスクトップの画像を保存 |
Business Process Monitor によって開始されたテストの実行セッション中にエラーが発生した場合,デスクトップの画面ショットを取得するように UFT One を設定します。 取得した画像は Business Availability Center に保存されます。実行結果は,Business Process Monitor によって Business Availability Center サーバに転送されます。 |
Micro Focus Digital Lab でテストを実行可能にする/Micro Focus UFT Mobile でテストを実行可能にする |
UFT One が Digital Lab(UFT Mobile) を使用してテストを実行できるようにします。 詳細については,実際のデバイスの監視を参照してください。 |
注: これらのオプションは,Business Availability Center の Business Process Monitor コンポーネントによって実行されるテストにのみ適用されます。
その他の参照項目: