プロジェクト・レポート

プロジェクト・レポートでは、プロジェクトからの情報を含む包括的なレポートをデザインして生成できます。

このトピックの内容:

プロジェクト・レポートの概要

プロジェクト・レポートは、HTML、Microsoft Word、PDF 形式で生成できます。プロジェクト・レポートでは、セクションとサブセクションを定義し、それぞれのセクションでエンティティのレコードを一覧表示します。選択したベースラインのデータを表示するように選択できます。

レポート・セクションには、フィールドとレイアウトを決定するテンプレートを適用します。また、レポート全体の外観を決定するドキュメント・テンプレートとスタイル・テンプレートも適用します。

注: レポート・テンプレートは、プロジェクトのカスタマイズで管理します。詳細については、プロジェクト・レポート・テンプレートの作成とデザインを参照してください。

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定義済みのプロジェクト・レポート

要件、テスト計画、テスト・ラボ、不具合、ビジネス・コンポーネントの各モジュールでは、次の定義済みレポートが利用できます。

注:  

  • 必要な管理者権限があれば、アナリシス・ビュー・モジュール>[アナリシス メニュー]タブで定義済みレポートを設定できます。また、レポートの追加または定義済みレポートの削除も可能です。
  • 標準設定では、定義済みプロジェクト・レポートにはフィルタ情報が表示されません。フィルタ情報を表示するには、[セクション フィルタ]フィールドを含めるように現在のテンプレートを編集するか、このフィールドを含めるレポートのテンプレートを新規に作成します。詳細については、プロジェクト・レポート・テンプレートの作成とデザインを参照してください。
  • カスタム・プロジェクト・レポート・テンプレートがある場合は、これらのモジュールから利用することもできます。詳細については、プロジェクト・レポート・テンプレートの作成とデザインを参照してください。

要件モジュールのレポート

要件モジュールでは、次のレポートを利用できます。

レポート

説明

標準要件レポート

現在の要件ビューに表示される要件が一覧表示されます。

表レポート

現在の要件ビューに表示される要件がグリッド形式で表示されます。

表レポートには、子要件の階層とネストが表示されません。

要件とカバレッジ・テスト

現在の要件ビューに表示される要件がテスト・カバレッジ情報と一緒に一覧表示されます。

要件とカバレッジテストとステップ

現在の要件ビューに表示される要件がテスト・カバレッジ情報と一緒に一覧表示されます。また、各テスト・カバレッジのテスト・ステップも表示されます。

要件とリンクされた不具合

現在の要件ビューに表示される要件が、リンクされている不具合と一緒に一覧表示されます。

要件とトレーサビリティ

現在の要件ビューに表示される要件が、関連付けられている、追跡を終了する要件および追跡を開始する要件と一緒に一覧表示されます。

選択項目のレポート

要件ツリーまたはグリッドで現在選択されている要件が一覧表示されます。

選択項目のレポート(子を含める)

要件ツリーまたはグリッドで現在選択されている要件が、子要件を含めて一覧表示されます。

テスト計画モジュールのレポート

テスト計画モジュールでは、次のレポートを利用できます。

レポート

説明

標準テスト計画レポート

現在のテスト計画ビューのテストが一覧表示されます。

サブジェクト・ツリー・レポート

現在のテスト計画ビューのテストがサブジェクトごとに一覧表示されます。

テストとデザイン・ステップ

デザイン・ステップも含め、現在のテスト計画ビューに表示されるテストが一覧表示されます。

テストとカバー済み要件

現在のテスト計画ビューに表示されるテストが要件カバレッジ情報と一緒に一覧表示されます。

テストとリンクされた不具合

現在のテスト計画ビューに表示されるテストがリンクされている不具合と一緒に一覧表示されます。

選択項目のレポート

テスト計画ツリーまたはグリッドで現在選択されているテストが一覧表示されます。

ビジネス・プロセス・テストとコンポーネント・ステップ

選択されたビジネス・プロセス・テスト内のすべてのフロー、グループ、反復、コンポーネントおよび手動ステップの関連パラメータの値が一覧表示されます。このレポートは次の用途に使用できます。

  • プリントアウトから手動でビジネス・プロセス・テストを実行できます。

  • 監査のための詳細なレポートとして使用します。

ビジネス・プロセス・テストとコンポーネント・ステップおよびコンポーネントの詳細

コンポーネントの詳細とスナップショットを含む、選択されたビジネス・プロセス・テスト内のすべてのフロー、グループ、反復、コンポーネントおよび手動ステップの関連パラメータの値が一覧表示されます。このレポートは次の用途に使用できます。

  • プリントアウトから手動でビジネス・プロセス・テストを実行できます。

  • 監査のための詳細なレポートとして使用します。

ビジネス・プロセス・テストとスクリプト

現在 OpenText Application Quality Management プロジェクトにあるすべてのビジネス・プロセス・テストとフロー(一部の詳細フィールド、テストまたはフローの説明、各テストまたはフローに含まれているコンポーネントなど)が一覧表示されます。このレポートには、グループ、反復、[失敗時]ステータス、ビジネス・プロセス・テスト内のフローのコンテンツに関する情報も含まれています。

テスト・ラボ・モジュールのレポート

テスト・ラボ・モジュールでは、次のレポートを利用できます。

テスト・セット・レポート

レポート

説明

現在のテスト・セット

現在のテスト・セットに表示されるテストが一覧表示されます。

クロス・テスト・セット

[テスト セット]リストに表示されるテスト・セットが、テストを除いて一覧表示されます。

テスト・セット階層とテスト

テスト・セットの階層と各テスト・セットのステータスが一覧表示されます。

クロス・テスト・セットとテスト

[テスト セット]リストに表示されるテスト・セットが、テストを含め一覧表示されます。

現在のテスト・セットと失敗したテスト実行

現在のテスト・セットから、テスト実行ステータスが「失敗」になっているテストが一覧表示されます。

クロス・テスト・セットと失敗したテスト実行

すべてのテスト・セットから、テスト実行ステータスが「失敗」になっているテストが一覧表示されます。

実行通知

現在のテスト・セットに表示されているテストが、前回のテスト実行時の結果と一緒に一覧表示されます。

選択項目のレポート

実行グリッドで現在選択されているテスト・インスタンスの実行レポートを表示します。

テスト・セット実行のプレビュー 選択したテスト・セット・フォルダ内のテスト・インスタンスの実行プレビュー・レポートを表示します。

テスト実行レポート

レポート

説明

クロス実行

[テスト実行]モジュールの現在のフィルタに一致する実行が一覧表示されます。

クロス実行とステップ

[テスト実行]モジュールの現在のフィルタに一致する実行が実行ステップとともに一覧表示されます。

テストごとの実行

[テスト実行]モジュールの実行がそれぞれのテストの下に一覧表示されます。

テスト・セットごとの実行

[テスト実行]モジュール内の実行が、それぞれのテスト・セットおよびテストの下に一覧表示されます。

選択項目のレポート

[テスト実行]モジュールで現在選択されているテスト実行の実行レポートを表示します。

不具合モジュールのレポート

不具合モジュールでは、次のレポートを利用できます。

レポート

説明

標準不具合レポート

不具合グリッドに表示される不具合が一覧表示されます。

表レポート

不具合グリッドの不具合がグリッド形式で表示されます。

表レポートには、不具合の説明とコメントが表示されません。

不具合とリンクされたテストと実行

リンクされているテストおよびテスト実行結果と一緒に不具合が一覧表示されます。

修正済みまたは却下の不具合

「修正済み」または「却下」ステータスになっている不具合が一覧表示されます。

現在のユーザが検出した修正済みまたは却下の不具合

現在のユーザによって検出され、「修正済み」または「却下」ステータスになっている不具合が一覧表示されます。

現在のユーザに割り当てられた開始不具合

現在のユーザに割り当てられていて、「修正中」ステータスになっている不具合が一覧表示されます。

選択項目のレポート

不具合グリッドで現在選択されている不具合が一覧表示されます。

ビジネス・コンポーネント・モジュールのレポート

ビジネス・コンポーネント・モジュールでは、次のレポートを利用できます。

レポート

説明

標準コンポーネント・レポート

現在 OpenText Application Quality Management プロジェクトにあるすべてのコンポーネント(すべての詳細フィールド、コンポーネントの説明、履歴、スナップショットを含むかどうかなど)が一覧表示されます。

コンポーネント階層レポート

現在 OpenText Application Quality Management プロジェクトにあるコンポーネント(すべての詳細フィールド、コンポーネントの説明など)が一覧表示されます。古いコンポーネントとコンポーネント・リクエストは、このレポートには表示されません。

コンポーネントとステップ

現在 OpenText Application Quality Management プロジェクトにあるすべてのコンポーネント(一部の詳細フィールド、コンポーネントの説明、各コンポーネントのステップなど)が一覧表示されます。

コンポーネントと使用元

現在 OpenText Application Quality Management プロジェクトにあるすべてのコンポーネント(一部の詳細フィールド、コンポーネントの説明、各コンポーネントを使用するビジネス・プロセス・テストとフローなど)が一覧表示されます。

コンポーネントとアプリケーション領域

現在 OpenText Application Quality Management プロジェクトにあるすべてのコンポーネント(一部の詳細フィールド、コンポーネントの説明、各コンポーネントが使用するアプリケーション領域(存在する場合)など)が一覧表示されます。

選択項目のレポート

ツリー内で現在選択されているコンポーネントをリストします。

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定義済みのプロジェクト・レポートの作成

要件、テスト計画、テスト・ラボ、不具合、ビジネス・コンポーネントの各モジュールでの作業時に、定義済みのプロジェクト・レポートを生成できます。

定義済みのプロジェクト・レポートを作成するには、次の手順を実行します。

  1. サイドバーから、目的のモジュールを開きます。

    たとえば、テスト・ラボ・モジュールです。

  2. プロジェクト・レポートを生成するエンティティ・フォルダを選択します。

    テスト・セット実行のプレビュー・レポートの場合:レポートには、選択したフォルダの下に直接表示されているテスト・セットのみが含まれます。選択したフォルダのサブフォルダ内のテスト・セットは含まれません。

  3. アナリシス]>[プロジェクト レポート]メニューで、生成する定義済みのプロジェクト・レポートを選択します。レポートのプレビューを生成します。

  4. プレビュー・ウィンドウの[レポートの生成]リストから、レポート形式(HTML、Word、または PDF)を選択します。

  5. レポートを .zip ファイルとしてダウンロードするには、[Zip でダウンロード]をクリックし、ファイルをコンピュータにローカルに保存します。

    ファイルには、レポートに含まれるすべてのエンティティ添付ファイルが含まれます。これは、プロジェクトへのアクセス権を持たないユーザとレポートを共有したり、添付ファイルをオフラインで表示したりする場合に役立ちます。

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カスタム・プロジェクト・レポートの作成と生成

カスタム・プロジェクト・レポートを作成し、レポート設定を構成して、レポートを生成します。

プロジェクト・レポートを作成し、設定するには、次の手順を実行します。

  1. プロジェクト・レポートを作成します。

    1. サイドバーの[ダッシュボード]の下で、[アナリシス ビュー]を選択します。

    2. 非公開または公開ルート・フォルダの下のフォルダを右クリックし、[新規プロジェクト レポート]を選択します。[新規プロジェクト レポート]ダイアログ・ボックスに入力します。

      構文の例外:レポート名は 2000 文字を超えることができません。また、名前に次の文字は使用できません。\ ^ *

      非公開フォルダの下に作成したレポートは、所有者のみが利用できます。公開フォルダの下に作成したレポートは、すべてのユーザが利用できます。

    注:  

    • アナリシス・メニューの管理権限がある場合は、[ダッシュボード]>[アナリシス ビュー]>[アナリシス メニュー]でも、プロジェクト・レポートを追加できます。

    • 定義済みのプロジェクト・レポートを設定するには、[アナリシス メニュー]を開きます。

    詳細については、アナリシス・メニューの管理を参照してください。

  2. レポート・セクションを追加します。

    テスト・セット実行のプレビュー・レポートの場合:

    • [テスト セット フォルダ]セクションとそのサブセクションの下にレポート・セクションを追加したり、これらのセクションを削除したりすることはできません。

    • レポート・セクションは、[ドキュメント]ルート・ノードの下に追加できます。

    1. アナリシス・ビュー・モジュールでプロジェクト・レポートを選択し、[設定]タブをクリックします。

    2. ドキュメント]ルート・ノードを右クリックし、[レポート セクションの追加]を選択します。レポートに含めるエンティティを選択します。

      フィールド

      説明

      タイプ

      新しいセクションに含まれるエンティティ。サブセクションの場合、利用可能なタイプは、親セクションのエンティティによって異なります。

      関係

      新しいセクションのエンティティと親セクションのエンティティとの間の関係を記述します。

      利用場所:セクション・ノード

      名前

      新しいセクションの名前。このフィールドは、レポートのセクション・タイトルとして使用されます。

    3. 関連情報のサブセクションを追加できます。サブセクションを追加するには、レポート・ツリーでセクションを右クリックし、[レポート セクションの追加]を選択します。

      たとえば、要件にリンクされた不具合のサブセクションや、不具合の添付ファイルのサブセクションを追加できます。

    4. 各セクションには複数のサブセクションを含めることができ、必要な場合はサブセクションの下にサブセクションを追加することもできます。

      注: サブセクションを追加できるのは、フルページ・テンプレートを割り当てたセクションに対してだけです。フルページ・テンプレートの詳細については、プロジェクト・レポート・テンプレートの作成とデザインを参照してください。

  3. ドキュメント・レベル設定を定義します。

    1. アナリシス・ビュー・モジュールでプロジェクト・レポートを選択し、[設定]タブをクリックします。

    2. ドキュメント]ノードを選択し、次のオプションを設定します。

      オプション 説明
      ドキュメント出力オプション
      出力フォーマット

      レポートが生成されるファイル形式を定義します。

      • HTML:Web ブラウザでレポートを表示します。

      • Docx:Microsoft Word 2007 以降でレポートを表示します。

      • Doc:Microsoft Word 2003 でレポートを表示します。

      • PDF:PDF リーダでレポートを表示します。

        制限:Windows 8 または 8.1 環境に Adobe Reader 9.1 をインストールしている場合、PDF レポートは表示できません。この環境でレポートを表示するには、xi バージョンの Adobe Reader をインストールしてください。

      注:[アナリシス メニュー]タブでは、このオプションは無効になっていて、[HTML]に設定されています。

      ドキュメント・テンプレート
      ドキュメント・テンプレート タイトル・ページ、ヘッダとフッタ、ページの向き、その他のドキュメント・レイアウトに関するフィールドを定義します。
      スタイル・テンプレート Microsoft Word のスタイルに適用される書式設定(表、見出し、段落など)を定義します。スタイル・テンプレートのスタイルは、レポート・セクションで使用されたテンプレートに定義されているスタイルに代わって使用されます。
      履歴テンプレート レポート・セクションで履歴情報を表示するときのスタイルを定義します。

      ドキュメント・フィールド値の編集

      [ドキュメント テンプレート フィールド値の編集]ダイアログ・ボックスが開き、ドキュメント・テンプレートに定義されている、タイトル・ページ、ヘッダとフッタといったエリアのフィールドに、値を入力できます。

      フィールド名:割り当てられたドキュメント・テンプレートに定義されているカスタム・マージ・フィールドのリスト。

      フィールド値:選択したフィールドの代わりにレポートに表示されるテキスト。

      ドキュメント追加オプション
      目次を自動更新

      レポート出力の目次エントリを更新するかどうかを指定します。

      • 目次を表示するには、ドキュメント・テンプレートに TOC フィールドが含まれる必要があります。
      • このオプションを選択せずに、[Doc]または[Docx]出力フォーマットを選択した場合、レポートを生成した後で Microsoft Word で手動で目次を更新できます。
      • このオプションを選択すると、プロジェクト・レポートの生成時間が長くなります。
      テキストと画像添付ファイルを組み込む

      プレーン・テキストと画像の添付ファイルをレポートに埋め込むかどうかを指定します。

      • 添付ファイルを表示するには、添付ファイルのサブセクションをレポートに追加する必要があります。

      • PDF レポート形式の場合:画像の表示サイズは、EMBEDDED_IMAGE_SIZE_RATIO パラメータによって制御されます。

        このパラメータの詳細については、サイト・パラメータを参照してください。

      • Docx レポート形式の場合:IMAGE_COMPRESSION_LEVEL パラメータを使用すると、埋め込まれた画像を適宜圧縮して、プロジェクト・レポートのサイズを縮小できます。

        このパラメータの詳細については、サイト・パラメータを参照してください。

      • 最新のバージョンの添付ファイルが表示されます。これらのファイルがレポートの最初の生成時以降に変更されている場合、表示される情報はレポートに含まれているその他の情報と矛盾する可能性があります。
      • このオプションを選択しない場合、プレーン・テキストと画像の添付ファイルへのリンクがレポートに挿入されます。このリンクを使用すると、ファイルが別ウィンドウで開きます。

        リンクにアクセスするには、REST API を使用します。公開の REST URL を使用してレポートを生成していない限り、REST API の使用には、REST 認証が必要になります。

      その他の種類の添付ファイル(ドキュメントやビデオなど)は、常にリンクで表示されます。

      ベースラインを選択

      選択したベースライン・データのレポートを生成するかどうかを指定します。

      • ベースライン・レポートを作成できるのは、レポートのすべてのセクションとサブセクションがベースラインをサポートする場合だけです。
      • このオプションを選択すると、レポートにグラフを追加する機能が無効になります。
      • このオプションは、[アナリシス メニュー]タブでは無効になっています。
  4. レポート・セクションまたはサブセクションを設定します。

    1. アナリシス・ビュー・モジュールでプロジェクト・レポートを選択し、[設定]タブをクリックします。

    2. セクションまたはサブセクションを選択し、次のオプションを設定します。

      テスト・セット実行のプレビュー・レポートの場合:[テンプレートの詳細]オプションのみを設定できます。

      オプション 説明
      レポート・セクションの詳細
      名前 レポートのセクション・タイトルの名前。
      エンティティ セクションに含まれる ALM エンティティ。
      関係タイプ 選択したセクションのエンティティと親セクションのエンティティとの間の関係を記述します。

      テンプレートの詳細

      プロジェクト・テンプレート

      現在選択されているレポート・セクションに割り当てるテンプレートを定義できます。テンプレートはフルページまたは表のレイアウトのどちらかです。サブセクションを追加できるのは、フルページ・テンプレートが割り当てられたセクションに対してだけです。プロジェクト・テンプレートの詳細については、プロジェクト・レポート・テンプレートの作成とデザインを参照してください。

      カスタム・テンプレート

      レポートの現在選択されているセクションにカスタム・テンプレートを割り当てます。

      カスタム・テンプレートの作成の詳細については、カスタム・レポート・テンプレートの作成を参照してください。

      テンプレートなし

      テンプレートなしでレポート・セクションを生成し、そのサブセクションを直ちにレンダリングします。

      このオプションは、親セクションをサブセクションにリンクする場合に役立ちます。

      たとえば、レポートに要件セクションとカバレッジ・テスト・セクションが含まれている場合、[テンプレートなし]オプションを使用するそれらのセクションの間に要件カバレッジ・セクションを追加できます。レポートが生成されると、中間セクションなしでテストのカバレッジ要件の下にテストがすぐに表示されます。

      フィルタ
      フィルタ状態

      利用場所:[アナリシス メニュー]タブ:このタブを表示するには、必要な管理者権限が必要です。

      特定のモジュールの[アナリシス]メニューから生成されるレポートのフィルタ条件を設定できます。

      • カスタム:[アナリシス メニュー]タブでカスタマイズされたフィルタを定義できます。

      • 特殊フィルタ:次の定義済みフィルタ処理オプションがあります。

        レポートを生成するモジュールに対して異なるエンティティ・タイプを一覧表示するレポートにセクションを追加する場合は、[ユーザ定義]フィルタ・タイプを使用する必要があります。特殊フィルタを選択すると、セクションがレポートから除外されます。たとえば、不具合セクションを[標準要件レポート]に追加し、[コンテキスト]フィルタ処理オプションを選択すると、追加したセクションは、生成されたレポートに表示されません。

        • コンテキスト:モジュールで現在選択されているフィルタに基づいて情報をフィルタ処理します。

        • 選択済み:モジュールで現在選択されているエンティティの情報のみが含まれます。

          テスト・ラボ・モジュールで選択したエンティティは、選択したテスト実行インスタンスであり、選択したテスト・セットではありません。

        • 子を含めて選択:階層エンティティの場合、このエンティティばかりでなく選択した親エンティティの情報が含まれます。

        • 現在のエンティティ・ベース:モジュールで現在フォーカスしている項目の情報が含まれます。このオプションは、テスト・セット・レベルのテスト・ラボ・モジュールでレポートを生成するために使用します。

      フィルタ/ソートの設定:選択した条件に基づいてデータのフィルタ処理とソートを実行できます。詳細については、フィルタ条件を参照してください。

      フィルタのクリア:すべてのフィルタとソートの優先順位をクリアします。
      特別なプロパティ

      利用場所:ALM で階層的に表示されるエンティティ(要件、テスト・フォルダなど)が含まれるトップレベル・セクション。

      階層を維持 レポートでレコードを階層の順序でリストするかどうかをシステムに指示します。
      自動テスト・レポート

      利用場所:実行のセクションです。たとえば、テスト・インスタンスの実行やリンクされている実行などです。

      自動化テスト・レポートを含める

      BPT 自動実行がある場合、ダウンロードしたプロジェクト・レポート・パッケージにテスト結果を .zip ファイルとして含めるかどうかを指定します。

      このオプションは、プロジェクト・レポートを zip としてダウンロードする場合にのみ機能します。

      注:

      • BPT テスト結果を 1 つの .zip ファイルとして ALM にアップロードする]オプションが BPT のカスタマイズで無効になっている場合、新しい自動実行のテスト結果は含められません。このオプションの詳細については、Business Process Testing の設定を参照してください。

      • このオプションを有効にすると、自動テストの実行回数に応じて、追加のプロジェクト・リポジトリ・スペースが消費されます。スペースを使い切ったら、リポジトリをクリーンアップしてください。詳細については、プロジェクト・リポジトリのクリーンアップの定義を参照してください。

      グラフ選択
      • 利用場所:トップレベル・セクション

      • [ドキュメント追加オプション]領域で[ベースラインを選択]オプションを選択した場合、このオプションは利用できません。

      • グラフを作成するための権限は、レポートの公開状態によって変わります。レポートが非公開の場合は、非公開グラフの管理権限が必要です。レポートが公開の場合は、グラフを作成、変更、削除する権限が必要です。

      選択:[グラフ ツリー]表示枠を開きます。この表示枠には、アナリシス・ツリー内のグラフが表示されます。ツリーを展開して、グラフをグラフ・リストにドラッグします。

      新規:新規グラフ・ウィザードが開き、グラフを直接レポートに作成できます。詳細については、[新規グラフ]ウィンドウを使用したエンティティ・グラフの生成を参照してください。

      この方法を使用して KPI グラフを作成することはできません。

      設定:[グラフ設定]ウィンドウが開き、選択したグラフについて、軸データの定義とフィルタ・オプションの設定を行うことができます。詳細については、エンティティ・グラフの設定を参照してください。

      表示:[グラフの表示]ウィンドウが開き、選択したグラフを表示してグラフ表示オプションを設定できます。詳細については、エンティティ・グラフの表示を参照してください。
      上に移動/下に移動:グラフ・リストの中で、選択したグラフを上または下に移動できます。
      <グラフ・リスト> レポートに含まれているグラフがリストされます。
  5. レポートをプレビューします。

    レポートの[設定]タブで、[プレビューをクリックして各レポート・セクションの最初の 5 個のレコードを含むレポートのプレビューを生成します。プレビューは、[ドキュメント]ルート・ノードで選択した出力フォーマットで表示されます。

  6. レポートを作成します。

    レポートの[設定]タブで、[生成をクリックして選択したレポート出力フォーマットでレポートを生成します。

    レポート生成が完了すると、[ドキュメント]ルート・ノードで選択した出力フォーマットで表示されます。

    レポートはクライアント・マシンの次のディレクトリに保存されます。

    %Temp%\TD_80\<ALM のパス>\<プロジェクト ID>\Reports

    <プロジェクト ID> はプロジェクトを表す文字列です。

  7. レポートをローカルにダウンロードします。

    レポートの[設定]タブで、[Zip でダウンロードをクリックして、レポートを .zip ファイルとしてコンピュータにローカルにダウンロードします。

    注: HTML 形式のレポートの場合、開く前に圧縮されたフォルダからすべてのファイルを抽出する必要があります。

  8. レポートを共有します。

    ユーザやその他の人が、レポートの読み取り専用バージョンをプロジェクトの外部で表示できるようにします。詳細については、グラフの共有を参照してください。

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カスタム・レポート・テンプレートの作成

このタスクでは、個人用のカスタム・テンプレートを作成する方法について説明します。ユーザ・グループの権限によっては、カスタム・テンプレートをレポートのセクションとサブセクションに割り当てられる場合もあります。

既存のレポート・テンプレートのコピーの作成

  1. レポート・ツリーでレポート・セクションを選択し、変更するプロジェクトまたはカスタム・テンプレートの隣の[テンプレートのダウンロード]ボタンをクリックします。テンプレートのコピーがコンピュータのファイル・システムに保存され、Microsoft Word で開かれます。

  2. [テンプレート クリエータ]タブのコマンドを使用して、Microsoft Word でテンプレートを変更します。[テンプレート クリエータ]タブの詳細については、プロジェクト・レポート・テンプレートの作成とデザインを参照してください。

  3. テンプレート・ファイルを保存して閉じます。

  4. 新しいカスタム・テンプレートをレポート・セクションに割り当てるには、レポート・セクションを選択します。次に、[カスタム テンプレート]を選択するか、[カスタム テンプレートのアップロードをクリックし、テンプレート・ファイルを選択します。

新規カスタム・レポート・テンプレートの作成

  1. レポート・ツリーで、カスタム・テンプレートを作成するレポート・セクションを選択します。

  2. [テンプレート クリエータ]をクリックします。Microsoft Word が開き、[テンプレート クリエータ]タブが表示されます。選択したレポート・セクションに対する新しいテンプレート・ファイルをデザインします。[テンプレート クリエータ]タブの使用の詳細については、プロジェクト・レポート・テンプレートの作成とデザインを参照してください。

  3. テンプレート・ファイルを保存して閉じます。

  4. 新しいカスタム・テンプレートをレポート・セクションに割り当てるには、レポート・セクションを選択します。次に、[カスタム テンプレート]を選択するか、[カスタム テンプレートのアップロードをクリックし、テンプレート・ファイルを選択します。

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参照情報: