内容の追加
このトピックでは,Web サービス呼び出しなど,内容を Web Services 仮想ユーザ・スクリプトに追加する方法について説明します。
空の Web Services 仮想ユーザ・スクリプトを作成します。[ファイル]>[新規スクリプトおよびソリューション]をクリックし,[Web Services]プロトコルを選択します。シングル・プロトコルまたはマルチ・プロトコルの仮想ユーザ・スクリプトを作成できます。
-
VuGen のツールバーで[記録開始]ボタン をクリックするか,Ctrl+R キーを押して記録ウィザード >[サービスの指定]画面の順に開きます。
ユーザ・インタフェースの詳細については,「[サービスの指定]ダイアログ」を参照してください。
-
サービスをリストに追加します。[インポート]をクリックして,テスト用の WSDL をロードします。WSDL ファイルの場所を指定します。
ユーザ・インタフェースの詳細については,「[サービスのインポート]ダイアログ・ボックス」を参照してください。
-
[次へ]をクリックします。アプリケーションの場所とその他の関連する引数を指定します。「[記録対象アプリケーションの指定]ダイアログ・ボックス」を参照してください。
-
サービスをインポートします。[サービスの管理]をクリックして,[インポート]ダイアログ・ボックスにアクセスします。
ユーザ・インタフェースの詳細については,「[サービスのインポート]ダイアログ・ボックス」を参照してください。
-
スクリプト(エディタ)内またはテスト・ステップ(ステップ・ナビゲータ)内の目的の場所でカーソルをクリックします。
-
[サービス呼び出しの追加]ボタンをクリックします。[新規 Web サービス呼び出し]ダイアログ・ボックスが開きます。
-
[Web サービス呼び出しの選択]セクションで,[サービス],[ポート名],[操作]を選択します。
-
標準設定の[ターゲット アドレス]以外のエンドポイントを指定するには,[優先アドレス]を選択し,要求の送信先とする新しいエンドポイントを挿入します。
-
ノードを展開し,引数値を指定します。すべての入力引数にサンプル値を作成するには,[入力引数]ノードを選択して,[生成]をクリックします。
ヒント: VuGen に文字列をマークアップ・データではなくテキストとして解釈させるには,CDATA セクションを使用できます。たとえば,入力文字列「<3558>&abc」を指定するとします。<3558>&abc のようなエスケープ文字を使用する代わりに,次の形式の CDATA セクションを追加します。 <3558>&abc
要素の XML 構造の編集,インポート,エクスポートを行うには,「値を XML 要素に割り当てる」を参照してください。
-
入力引数をパラメータ化するには,ノードをクリックし,[値]オプションを選択します。[ABC]アイコンをクリックして,パラメータ化を進めます。詳細については,「パラメータ化」を参照してください。
-
[トランスポート層の設定]ノードを選択して,SOAP メッセージ用の JMS トランスポート(Axis ツールキットのみ),非同期メッセージング,WS Addressing などの詳細オプションを指定します。詳細については,「JMS でメッセージを送信する」を参照してください。
-
添付ファイルを入力引数に追加するには,左のペインで操作を選択します。[要求に追加する(入力)]を選択します。VuGen によって,添付ファイルに関する情報を入力するよう要求されます。添付ファイルがメソッドのツリー構造に追加されます。詳細については,「[入力添付ファイルの追加]ダイアログ・ボックス」を参照してください。
-
出力引数の格納先とする出力添付ファイルを指定するには,左のペインで操作を選択します。[受信したものを保存する(出力)]を選択します。次のいずれかのオプションを選択します。[すべての添付ファイルを保存する],または 1 から始まるインデックス番号に基づいて[添付ファイルをインデックスとして保存する]。詳細については,「Web サービス呼び出しの添付ファイル」 を参照してください。
-
入力または出力の添付ファイルのプロパティを編集するには,左側のペインで添付ファイルをクリックし,右側のペインで必要な情報を入力します。
左のペインで[カスタム SOAP ヘッダ]ノードを選択し,[SOAP ヘッダを使用する]オプションを有効にします。各要素について SOAP ヘッダを個別に指定する必要があります。独自の SOAP ヘッダを構成するには,[編集]をクリックし,XML を編集します。SOAP ヘッダ用の XML ファイルをインポートするには,[インポート]をクリックします。
-
サービスが利用可能な場合は,サービスをインポートします。[サービスの管理]をクリックして,[インポート]ダイアログ・ボックスにアクセスします。詳細については,「[サービスのインポート]ダイアログ・ボックス」を参照してください。
-
[SOAP のインポート]ボタンをクリックして,[SOAP のインポート]ダイアログ・ボックスを開きます。
-
SOAP 要求を示す XML ファイルを参照します。
-
生成するステップのタイプ,すなわち[Web サービス呼び出しの作成]または[SOAP 要求の作成]を選択します。Web サービス呼び出しを作成するには,SOAP 要求ファイルで操作について説明する少なくとも 1 つの WSDL をまずインポートする必要があります。SOAP をロードする前に表示するには,[SOAP の表示]をクリックします。
-
[ロード]をクリックして,XML 要素の値をインポートします。
[Web サービス呼び出し]では,「[新規 Web サービス呼び出し]ダイアログ・ボックス」で説明しているように,サービス呼び出しのプロパティを設定します。
SOAP 要求の場合は,URL とほかの関連パラメータを提供します。
-
Web サービス呼び出しでは,同じ操作(メソッド)名のサービスが複数ある場合,インポートする SOAP トラフィックのサービスを選択します。
-
[OK]をクリックして,スクリプト内で新しいステップを生成します。
サーバ・トラフィックのダンプを含むファイルを分析することでスクリプトを作成するには,[トラフィックを分析]をクリックします。
詳細については,「サーバ・トラフィック・スクリプトの概要」 を参照してください。