チェックポイントのタイプ

関連:GUI テストおよびコンポーネント

次に示すタイプのチェックポイントを挿入して、アプリケーション内のオブジェクトを検査できます。

チェックポイントのタイプ

説明

標準チェックポイント

アプリケーション内のオブジェクトのプロパティの値を検査します。たとえば、ラジオ・ボタンを選択したときにアクティブになったかどうかを確認できます。また、エディット・ボックスの値を検査できます。

標準チェックポイントはすべてのアドイン環境でサポートされています。詳細については、「サポートされているチェックポイント」を参照してください。

標準チェックポイントの詳細については、「標準チェックポイント」を参照してください。

画像チェックポイント
(テストとスクリプト・コンポーネントのみ)

アプリケーション内の画像の値を検査します。たとえば、選択した画像のソース・ファイルが正しいかどうかを検査できます。

画像オブジェクト上に標準チェックポイントを挿入することによって、画像チェックポイントを作成します。

画像チェックポイントは Web Add-in 環境でサポートされています。詳細については、「サポートされているチェックポイント」を参照してください。

画像チェックポイントの詳細については、「標準チェックポイント」を参照してください。

アクセシビリティ・チェックポイント
(テストとスクリプト・コンポーネントのみ)

Web サイト内で W3C(World Wide Web Consortium)の「Web Content Accessibility Guidelines」に準拠しない可能性のある領域を識別します。たとえば、W3C の「Web Content Accessibility Guidelines」のガイドライン 1.1 では、すべての非テキスト要素に代替テキストを用意することを要求しています。[Alt プロパティのチェック]を追加して、このガイドラインで ALT プロパティが必要とされるオブジェクトに実際にこのタグがあるかどうかを検査できます。

アクセシビリティ・チェックポイントは Web Add-in 環境でサポートされています。詳細については、「サポートされているチェックポイント」を参照してください。

アクセシビリティ・チェックポイントの詳細については、「アクセシビリティ・チェックポイント」を参照してください。

ビットマップ・チェックポイント

アプリケーションの領域をビットマップとして検査します。たとえば、ユーザが指定した都市の地図を表示できる Web サイトがあるとします。この地図には、倍率を変更するためのコントロール・キーがあります。ビットマップ・チェックポイントを使用すると、地図が適切に拡大されたかどうかを検査できます。

また、特定のビットマップがアプリケーション内に存在するかどうかも検査できます。たとえば、Web ページのどこかに会社のロゴが表示されているかどうかを検査できます。

アプリケーション内の任意の領域に対してビットマップ・チェックポイントを作成できます。

ビットマップ・チェックポイントはすべてのアドイン環境でサポートされています。詳細については、「サポートされているチェックポイント」を参照してください。

ビットマップ・チェックポイントの詳細については、「ビットマップ・チェックポイント」を参照してください。

データベース・チェックポイント
(テストとスクリプト・コンポーネントのみ)

アプリケーションによってアクセスされるデータベースの内容を検査します。たとえば、データベース・チェックポイントを使って、Web サイトで使用するフライト情報が含まれているデータベースの内容を検査できます。

データベース・チェックポイントはすべてのアドイン環境でサポートされています。詳細については、「サポートされているチェックポイント」を参照してください。

データベース・チェックポイントの詳細については、「データベース・チェックポイント」を参照してください。

ファイル内容チェックポイント
(テストのみ)

動的に生成される(またはアクセスされる)ファイル内のテキストを検査します。たとえば、アプリケーションによって .pdf が生成されるとします。その場合に、生成された .pdf の特定のページの特定の行に、正しいテキストが表示されているかどうかを検査できます。

ファイル内容チェックポイントはすべてのアドイン環境でサポートされています。詳細については、「サポートされているチェックポイント」を参照してください。

ファイル内容チェックポイントの詳細については、「ファイル内容チェックポイント」を参照してください。

ページ・チェックポイント
(テストとスクリプト・コンポーネントのみ)

Web ページの特性について検査します。たとえば、Web ページの読み込みにかかる時間や Web ページに壊れたリンクが含まれているかなど検査できます。

ページ・オブジェクト上に標準チェックポイントを挿入することによって、ページ・チェックポイントを作成します。

ページ・チェックポイントは Web Add-in 環境でサポートされています。詳細については、「サポートされているチェックポイント」を参照してください。

ページ・チェックポイントの詳細については、「ページ・チェックポイント」を参照してください。

テーブル・チェックポイント
(テストとスクリプト・コンポーネントのみ)

テーブル内の情報を検査します。たとえば、ニューヨークからサンフランシスコまでの利用可能なすべてのフライトが一覧表示されたテーブルがアプリケーションに含まれているとします。テーブル・チェックポイントを追加して、テーブル内の最初のフライトの時間が正しいかどうかを検査できます。

テーブル・オブジェクト上に標準チェックポイントを挿入することによって、テーブル・チェックポイントを作成します。テーブル・チェックポイントの詳細については、「テーブル・チェックポイント」を参照してください。

テーブル・チェックポイントは、*Table テスト・オブジェクトがあるすべてのアドイン環境でサポートされています。またテーブル・チェックポイントは、WinListViewVbListView などのいくつかのリスト・ビュー・オブジェクトや、アドイン環境のその他のリスト・ビュー・オブジェクトに対してもサポートされます。詳細については、「サポートされているチェックポイント」を参照してください。

テキスト・チェックポイント
(テストとスクリプト・コンポーネントのみ)

テキスト文字列がアプリケーションの正しい場所に表示されるかどうかを検査します。たとえば、Web ページに「Flight departing from New York to San Francisco」という文が表示されるとします。「New York」という単語が「Flight departing from」と「to San Francisco」の間に表示されることを検査するテキスト・チェックポイントを作成できます。

テキスト・チェックポイントはすべてのアドイン環境でサポートされています。詳細については、「サポートされているチェックポイント」を参照してください。

テキスト・チェックポイントの詳細については、「テキスト・チェックポイントとテキスト領域チェックポイント」を参照してください。

テキスト領域チェックポイント
(テストとスクリプト・コンポーネントのみ)

指定の条件に従って、Windows ベース・アプリケーションの指定領域内にテキスト文字列が表示されるかどうかを検査します。たとえば、Visual Basic アプリケーションに、View Doc <Num>と表示されるボタンがあるとします。ここで<Num>は、アプリケーション内のほかの場所にあるフォームに入力した 4 桁のコードに置換されるとします。テキスト領域チェックポイントを作成して、ボタンに表示された数字がフォームに入力された数字と同じかどうかを確認できます。

テキスト領域チェックポイントは、標準 Windows、Visual Basic、および ActiveX アドイン環境など、すべての Windows ベース環境でサポートされています。また、Java などそれ以外のアドイン環境でもテキスト領域チェックポイントがサポートされています。詳細については、「サポートされているチェックポイント」を参照してください。

テキスト領域チェックポイントの詳細については、「テキスト・チェックポイントとテキスト領域チェックポイント」を参照してください。

XML チェックポイント
(テストとスクリプト・コンポーネントのみ)

.xml ファイル内の .xml ドキュメントや、Web ページやフレーム内の .xml ドキュメントのデータ内容を検査します。XML チェックポイントの詳細については、「XML チェックポイント」を参照してください。

XML チェックポイント(Web ページ/フレーム)オプションは Web Add-in 環境でサポートされています。XML チェックポイント・オプションはすべてのアドイン環境でサポートされています。詳細については、「サポートされているチェックポイント」を参照してください。