API テストの作成

関連:API テスト のみ

このタスクでは、テストを作成し構築する際のワークフローと方法について説明します。

アプリケーションを分析する

テストの作成を始める前に、アプリケーションを分析して、テストのニーズを特定する必要があります。次の作業が必要です。

テストする機能を特定します。 そのためには、アプリケーションで実行するさまざまなアクティビティについて検討します。どのビジネス・プロセスを実行しますか。どのアクティビティが、テストするビジネス・プロセスに大きく関係していますか。
繰り返し実行されるプロセスを特定します。

そのようなプロセスについては、テスト内にアクションを作成することを計画してください。

計画を立てるときは、各アクションに含める予定のステップ数を最小限に抑えるようにします。小さなモジュール式アクションを作成すると、テストの可読性、追跡性、および保守性が向上します。

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テスト要件に基づいて、UFT One を設定する

次のような操作を行います。

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サービスの参照を準備する(オプション)

テストで使用するリソース・セットをインポートまたは構築します。次の内容が含まれます。

注意: 組み込みの操作のみを使用する予定の場合、この手順は省略します。その場合のアクティビティは、[ツールボックス]表示枠の[標準アクティビティ]セクションから利用できます。

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テスト構造を作成する

注意: "等号"('=')文字を含むパスに API テストを作成することはできません。

テストの基本構造を構築するには、次の手順を実行します。

追加のテスト・フロー・ステップを作成する - 任意

[ツールボックス]表示枠のノードを展開し、次のフロー制御アクティビティをキャンバスにドラッグします。

  • ループ:別のループを追加できます(テスト・フロー・ループは常にテストの一部であり、削除できません)。ループの入力プロパティでループ動作を指定します。

  • 条件:条件ブランチを定義できます。

  • スリープ:遅延時間をミリ秒単位で示します。

アクティビティをテストに追加してテスト・ステップを作成する

[ツールボックス]表示枠のノードを展開し、アクティビティをキャンバス内の[テスト フロー]または[ループ]ボックスにドラッグして、テスト・ステップを作成します。条件ステップを追加した場合、アクティビティを条件ブランチにドラッグします。

ステップのプロパティを指定する

入力、出力、チェックポイントのプロパティを(必要に応じて)アクティビティごとに入力します。各アクティビティで使用可能な入力、出力、チェックポイントのプロパティの詳細については、「標準アクティビティ」を参照してください。

いくつかのアクティビティ/ステップがテスト内で繰り返されることが多い場合は、アクションを作成し、ステップをそのアクションに追加することを検討してください。アクションを作成したら、テスト内でそれらのステップを繰り返す必要がある場合に、作成したアクションを呼び出すことができます。毎回アクティビティを繰り返し追加して、アクティビティのプロパティを設定する必要がなくなります。

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テスト・ステップを拡張する

テスト・ステップを機能拡張するには、次のいずれかを実行します。

テストのデータ・ソースを定義する

詳細については、「API テスト/コンポーネント・ステップへのデータの割り当て」を参照してください。

カスタム・コード・アクティビティを作成する
  1. その他]カテゴリからカスタム・コード・アクティビティを選択し、ループにドラッグします。
  2. [プロパティ]表示枠で[入力/チェックポイント]タブをクリックします。

  3. プロパティの追加]をクリックし、必要な入出力プロパティを作成します。

  4. [プロパティ]表示枠で[イベント]タブを開きます。

  5. ExecuteEvent 行の Handler カラムをダブルクリックします。UFT One で新規タブ[TestUserCode.cs]が表示されます。

  6. Todo]セクションを探し、カスタム・コードを入力します。コメントのサンプル・コードに従い、オートコンプリートを使用してコードを書き込みます。

  7. [ファイル]>[すべて保存]をクリックし、カスタム・コードとテストを保存します。

イベント・ハンドラを追加する – 任意

どのアクティビティの場合でも、チェックポイント、ステップ実行前、ステップ実行後に対して標準イベント・ハンドラを定義できます。

  1. キャンバスでステップを選択し、[プロパティ]表示枠で[イベント]タブを開きます。

  2. 目的のイベント実行時点(前、後など)を含む行で、[標準設定のハンドラの作成]を選択します。

  3. TestUserCode.cs]タブでコードを編集します。[Todo]セクションに移動して、カスタム・コードを追加します。コメントのサンプル・コードに従い、ステートメント補完機能を使用して式を作成します。

  4. アクティビティのプロパティにアクセスするには、アクティビティ名の前に型変換します。例については、下記を参照してください。

  5. [ファイル]>[すべて保存]をクリックし、TestUserCode.cs ファイルとテストを保存します。

    詳細と例については、「API テスト・ステップのイベント・ハンドラ」を参照してください。

例:アクティビティ名の前にアクティビティ・プロパティをキャスト。

ConcatenateStringsActivity cat = args.Activity as ConcatenateStringsActivity;
args.Checkpoint.Assert.Equals(cat.Prefix+cat.Suffix, cat.Result);

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結果

テストを作成したら、実行のタイプを区別して、さまざまな目標を達成できます。次の操作を実行できます。

テストを実行してアプリケーションを検査します。

テストは、キャンバス内の開始ステップから実行され、テストの終端で停止します。テストの実行時に、UFT One はテストの各ステップを、チェックポイントも含めて実行します。

[データ]表示枠に保存されたデータ・ソースのデータを使ってテストをパラメータ化した場合、テスト(必要に応じてテスト・フロー・ループ)を繰り返すときには、[テスト フロー]またはテスト・フロー・ステップの[入力]タブで定義されたデータが使用されます。

テストを実行してデバッグします。

デバッグ・セッションを実行する前に、「 [一般]表示枠」で[デバッグ モードでテストを実行]オプションを選択して、デバッグ機能を有効にしてください。

デバッグの詳細については、「テストとコンポーネントのデバッグ」を参照してください。使用可能なデバッグ表示枠の詳細については、「[デバッグ]表示枠」を参照してください。

個々のステップを実行します。

キャンバスでステップを選択し、コンテキスト・メニューから[ステップの実行]を選択して、そのプロパティ値でステップを実行します。メイン・ウィンドウの下のセクションで[ステップの実行結果]の結果を確認します。変更する必要がある場合は、この時点で変更します。

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その他の参照項目: