フィールドマッピングの編集

同期されるデータを含むフィールドのペアを指定するため、ALM OctaneALMまたはJiraのフィールドがマッピングされます。フィールドマッピングには、特定のフィールド値のマッピング (リストフィールドの場合) に加えて、データの同期方向も含まれます。

ユーザーリストフィールド値のマッピングの詳細については、ユーザーリストフィールドのマッピングを参照してください。

注: リンクの設定を変更した後は、必ず整合性チェックを実行する必要があります。実際の同期でエラーの発生を防ぐため、シミュレーションを実行することもお勧めします。

詳細については、ステップ6: 同期の実行を参照してください。

フィールドマッピングの概要

最初にリンクを作成したときに、フィールドまたはフィールドの値が変更されない限り、いくつかのシステムフィールドとフィールドの値が自動的にマッピングされます。例については、自動的にマッピングされるフィールドの例 ALMまたはJiraの不具合を参照してください。

リンク設定の [Field Mapping (フィールドマッピング)] タブで自動マッピングを表示して、必要があれば変更し、ユーザー定義フィールドやその他のオプションフィールドをマッピングします。必須フィールドは、レコードを正しく同期するために必ずマッピングする必要があります。[Link Configuration (リンク設定)] ページを開く方法

要件リンクの場合、ツリー内の各要件タイプのサブノードを選択して、そのフィールドマッピングを表示します。

ヒント: 同期を開始する前に、フィールドマッピングガイドラインを読んでおくことを強くお勧めします。同期前の推奨事項については、ALM同期の準備を参照してください。

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同様のフィールドを自動的にマップします

マッピングを開始するには、リンク構成のField Mapping (フィールドマッピング)タブで、フィールドを自動的にマッピングするボタンをクリックします (編集モード)。

マッピングの両側で同じ名前とタイプを持つフィールドは、自動的にマッピングされます。たとえば、ALM OctaneとJiraの両方にDescriptionという名前のメモフィールドがある場合、これらのフィールドは相互にマップされます。

完了したら、ステップ6: 同期の実行の説明に従って整合性チェックを実行します。

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[Field Mapping (フィールドマッピング)] タブの [Type (タイプ)]、[Attributes (属性)]、および [Required (必須)] に関する注意事項

[Type (タイプ)] および [Attributes (属性)] カラムは、自動的に入力されます。フィールドが [Required (必須)] であることを示す赤いアスタリスクも、システムによって設定されます。

Type (タイプ): タイプが [Reference (参照)] の場合、このフィールドは、エンティティをALM Octaneで作成された項目にリンクします。たとえば、リリース、スプリント、ユーザー、またはその他のバックログ項目です。このフィールドに設定可能な値は、システムで定義されている項目によって異なります。

Attributes (属性): IDなどの一部のフィールドは、[Attributes (属性)] カラムに [R] (読み取り専用) とマークされています。つまり、このフィールド値はシステムによって設定され、ユーザーが入力することも、同期によって設定することもできません。たとえば、ALM Octaneの [Defect ID (不具合ID)] は読み取り専用フィールドです。双方向に同期させるためにマッピングすることはできません。ただし、ALMまたはJiraエンドポイントにカスタムの [ALM Octane ID] フィールドを設定して、単一方向同期のためにマッピングすることはできます。

Required (必須): 同期に必要なフィールドを手動で設定することはできません。

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フィールドペアのマッピングまたは定数値の定義

リンク設定の [Field Mapping (フィールドマッピング)] タブで既存のマッピングを表示し、必要に応じて変更します。[Link Configuration (リンク設定)] ページを開く方法

[Edit Link (リンクの編集)] をクリックして設定を変更し、[Save Link (リンクの保存)] をクリックして変更を保存します。

  1. マッピンググリッド上で、ALM OctaneフィールドALM/Jiraフィールドの表示を切り替えて、グリッドでのフィールドの表示方法を決定します。

  2. マッピングするフィールドの行を選択して、次の項目を定義します。

    1. [Direction (方向)] カラムで、ALM OctaneからALMまたはJira、この逆方向、または双方向にフィールドをマッピングするかどうかを選択します。

      もう一方のエンドポイントに対応するフィールドがないフィールドの場合、[Constant (定数)] を選択します。

    2. マッピングされたフィールドのカラム (フィールドの表示方法に応じて、ALM OctaneフィールドまたはALM/Jiraフィールド) で、ドロップダウンリストからフィールドを選択します。表示されるフィールドをフィルター処理するには、検索ボックスを使用します。

      定数値をマッピングする場合、対応するカラムのセルに値を入力します。ALM Octane Synchronizerでエンティティが新規作成されるとき、定数値がフィールドに割り当てられます。その後、同期を実行しても値は更新されません。

      例: ALMで [作成方法] というユーザー定義フィールドを作成して、ALMで直接作成されたエンティティとALM Octaneから同期されたエンティティを区別する場合、マッピングされた定数値として「ALM Octane Synchronizerにより作成」と入力します。詳細については、ALM同期の準備を参照してください。

    反対側のエンドポイントの複数のフィールドをマッピングする必要がある場合、[Multi-Mapping (複数マッピング)] カラムで をクリックします。この操作を実行すると、競合を防ぐため、方向オプションが制限されます。

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その他のフィールドマッピングタスク:

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