UFT One 14.02 の新機能

UFT One 14.02 には多くの新機能と機能拡張が含まれています。

Desktop-as-a-Service(DaaS)のサポート

UFT One で Amazon WorkSpaces がサポートされるようになりました。これは、AWS を利用した、完全に管理されたセキュアな Desktop-as-a-Service(DaaS)ソリューションです。

わずか数クリックの簡単な操作で、チームやユーザにクラウドベースの Microsoft Windows 仮想デスクトップをプロビジョニングできます。これにより、UFT One および必要なリソースに、サポート対象のあらゆるデバイスから、いつでもどこでもアクセスできるようになります。

利用を開始するには、Amazon Web Services(AWS)コンソールから、Workspace インスタンスを設定して起動します。

WorkSpace の準備が完了したら、実際のデスクトップの場合と同じように、WorkSpace 上で UFT One をダウンロードしてインストールします。

詳細については、「Amazon WorkSpaces 高速セットアップを開始する」を参照してください。

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テストの組み合わせジェネレータ(TCG)の機能拡張

UFT One のテストの組み合わせジェネレータ(TCG)ツールで、テスト中のアプリケーションからデータを直接プルすることで、リスト・オブジェクトから値を生成する新しいメソッドがサポートされるようになりました。

  1. テストの組み合わせジェネレータで、生成タイプを[UI からプル]に定義します。

  2. データをプルするオブジェクトを選択します。

  3. 含める特定の値を定義するか、または UFT One でランダムな値が選択されるようにします。

詳細については、「テストを駆動するデータの生成」を参照してください。

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Web サポートの機能拡張

UFT One で、Web テストの機能向上のため、以下の機能が追加されました。

ag-Grid サポート

UFT One に、Web アプリの ag-Grid グリッドをサポートする新しい WebAgGrid テスト・オブジェクトが追加されました。

詳細については、『UFT One Object Model Reference』の「WebAgGrid Object」を参照してください。

Firefox バージョン 57

Firefox バージョン 57 以降をサポートするために、Mozilla Firefox 用の新しい Functional Testing Agent がリリースされました。

詳細については、「Micro Focus UFT Agent for Mozilla Firefox の有効化」を参照してください。

Shadow DOM のサポート

Chrome を使用して、Polymer の Shadow DOM で開発したアプリケーション上で、Web テストを記録したり実行したりできるようになりました。

オブジェクトの認識やテスト・オブジェクトおよびメソッドについては、UFT One の既存の Web サポートを使用してください。

詳細については、「既知の問題 - Web Add-in」に記載された既知の問題を参照してください。

インストール

Web 2.0 アドインのサイレント・インストールが可能になりました。

詳細については、最新版の『インストール・ガイド』を参照してください。

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モバイル・サポートの機能拡張

モバイル・テスト・オブジェクト用の VRI

ネイティブ・アプリ内のモバイル・テスト・オブジェクトを識別するために、ビジュアル関係識別子(VRI)がサポートされるようになりました。

VRI では、UFT One がオブジェクトを識別する際に、オブジェクト自身の識別プロパティを使用するのではなく、隣り合ったオブジェクトとの相対的な位置を使用して行えるようにします。

VRI が特に役に立つのは、アプリケーション内に区別が付かない複数のテスト・オブジェクトがあり、それぞれの周囲にあるオブジェクトが決まっている場合などです。

詳細については、「ビジュアル関係識別子」と、『UFT One Object Model Reference』の各 Mobile テスト・オブジェクトの記述プロパティを参照してください。たとえば、「MobileButton description properties」を参照してください。

実行セッション中にモバイル・アプリをプログラムで制御

モバイル・テストで次の新しいメソッドを使用すると、実行セッション中にアプリを制御できます。

  • Kill: アプリとそのすべてのプロセスを停止します。

  • Uninstall: アプリをアンインストールします。

詳細については、『UFT One Object Model Reference』の App テスト・オブジェクトを参照してください。

特定のモバイル・アプリのアップロード番号の使用

[記録と実行環境設定]ダイアログの[モバイル]タブで、アプリにマウス・カーソルを合わせると、アプリのアップロード番号、バージョン番号、ビルド・バージョンなどの追加の詳細が表示されます。

例:

アプリが複数回アップロードされている場合、[記録と実行環境設定]から UFT Mobile ウィザードを開き、使用するアップロード番号(特定のアップロード番号または最新の番号のいずれか)を定義します。

詳細については、「モバイルの[記録と実行環境設定]の定義」を参照してください。

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Network Virtualization レポート内のテスト統計

Network Virtualization(NV)ユーザは、NV サーバから実行中の UFT One テストの統計情報を取得できるようになりました。

この機能を有効にするには、次の手順を実行します。

  1. Network Virtualization への接続を設定します。

    詳細については、「[Network Virtualization]表示枠([オプション]ダイアログ>[一般]タブ)」を参照してください。

  2. スクリプト内でエミュレーションを開始し、Network Virtualization で新たにサポートされた開始および終了トランザクションを使用します。

    詳細については、「トランザクションの測定」と、『UFT One Object Model Reference』の StartTransaction および EndTransaction メソッドを参照してください。

NV レポートで、UFT One テスト・データを確認します。

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ALM サポートの機能拡張

ALM 14.00 への接続

ALM 14.00 SaaS を使用すると、ALM Webgate Customization Tool で資格情報を設定しなくても、UFT One から ALM サーバに SSO でシームレスに接続することができます。

ALM 14.00 パッチ 1 にアップグレードする場合、これまでに ALM Webgate Customization Tool を使用して定義したユーザ資格情報または証明書があれば削除します。

詳細については、「ALM サーバからシングル・サインオン(SSO)を使用してテスト実行をできるようにする」を参照してください。

UFT One 内の BPT テストを ALM から直接開く

UFT One プラグインをお持ちの ALM ユーザは、UFT One 内の特定の BPT テストを ALM から直接開けるようになりました。

詳細については、「Unified Functional Testing Add-in」および ALM ヘルプセンターを参照してください。

ALM の操作時のパフォーマンスの機能拡張

新しい ALM サイト・パラメータを使用することで、ALM との統合をこれまでより迅速に設定できるようになりました。これらのパラメータを設定して、UFT One または BPT の各テスト結果で ALM が処理するファイル数を減らすことで、スムーズな処理が可能になります。

ALM で次のいずれかを行うように設定します。

  • UFT Oneテスト結果を 1 つの zip ファイルとしてアップロードする

  • ALMにアップロードされる BPT テスト結果から特定のデータを除外する

詳細については、「ALM で作業するときのパフォーマンスの向上」および ALM ヘルプセンターを参照してください。

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API テストの機能拡張

UFT One の API テスト・サポートに、次の機能が追加されました。

APIテストの .zip へのエクスポート

API テストを .zip ファイルにエクスポートすることで、テストのポータブル・コピーを作成できます。

詳細については、「テストのポータブル・コピー」を参照してください。

API要求のエンベロープ全体へのアクセス

新しい OnConstructRawRequest イベントを使用することで、API 要求のエンベロープ全体にアクセスできます。これにより、必要に応じてプロパティを操作できます。

詳細については、次を参照してください。

APIステップの無効化

API テストのデバッグ時に、特定のステップを無効にできるようになりました。ステップを右クリックし、[ステップの無効化]を選択するだけで無効にできます。

ステップをテスト実行にもう一度含める準備ができたら、[ステップの有効化]を選択します。

詳細については、次を参照してください。

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新たにサポートされたテクノロジとフレームワーク

UFT One では、次の新しいテクノロジとフレームワークがサポートされるようになりました。

  • DevExpress WinForms 17.1

  • Electron(テクノロジ・プレビュー、サンドボックス・モードのみ)

  • GWT 2.8

  • Microsoft Dynamics 2016

  • PeopleSoft 9.2、PeopleTools 8.56

  • SAP CRM 7.03

  • SAP Enterprise Portal on SAP NetWeaver 7.5

  • UIA Add-in による Universal Windows Platform(UWP)サポート

  • Windows 10 バージョン 1709

  • XenDesktop 7.8

  • Bootstrap のボタン(Bootstrap を使用した Angular 自己定義ボタンを含む)

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その他の参照項目: