インストールの概要
このガイドでは、フル・インストール・パッケージまたは軽量の圧縮インストール・パッケージから UFT One をインストールする方法について詳しく説明します。
このガイドは、UFT One バージョン 15.0 から 15.0.2 を対象としています。具体的な変更点については、関連する場合に示されます。
インストールされるコンポーネント
どちらのパッケージでも、UFT One をインストールすることで、UFT One のコア機能、Run Results Viewer、および以下の必須の GUI テスト アドインが利用できるようになります。
-
Web
-
標準 Windows
-
Mobile
必要に応じて、インストール中に追加のアドインを選択します。
Web 2.0 アドインおよび Extensibility ツールキットは、UFT One のインストールが完了した後で、フル・インストール・パッケージとは別にインストールする必要があります。
軽量インストール・パッケージでは、UFT One セットアップ・プログラムのみが利用できます。
フル・インストール・パッケージでは、UFT One セットアップ・プログラムと UFT One コンポーネント用の追加のセットアップ・プログラムが利用できます。追加コンポーネントをインストールする場合は、UFT Oneインストール・ウィザードの起動画面でコンポーネントを選択します。
注意: UFT One インストール・ファイルをダウンロードする場合、これらのパッケージは個別のダウンロードで提供されます。完全なパッケージは *.zip ファイルであり、軽量パッケージは自己展開型の *Setup.exe ファイルです。
UFT One の追加コンポーネント
フル・インストール・パッケージでは、UFT One セットアップ・プログラムと UFT One コンポーネント用の追加のセットアップ・プログラムが利用できます。追加コンポーネントをインストールする場合は、UFT Oneインストール・ウィザードの起動画面でコンポーネントを選択します。
UFT One の追加コンポーネントは、次のとおりです。
コンポーネント | 説明 |
---|---|
UFT One Add-in for ALM |
UFT One から ALM と通信して、ALM のテストやコンポーネントを実行できます。 スタンドアロン・バージョンは、UFT One がコンピュータにインストールされていない場合にのみインストールします。 これを UFT One と一緒にインストールするには、UFT One のインストール時にこれをインストールすることを選択します。最初にこれを UFT One と一緒にインストールせず、後からインストールする場合は、インストール・ウィザードを再度実行します。[変更]を選択してから、[カスタム セットアップ]画面で[ALM Plugin]を選択します。 |
Extensibility SDK |
Java、.NET、WPF、Silverlight、または Web の、UFT One で標準でサポートされていないオブジェクトのサポートを開発できます。 |
Web 2.0 ツールキットのサポート |
Web 2.0 テクノロジの次のオブジェクトをテストで認識して使用することができます。
Web 2.0 ツールキットは、UFT One に GUI アドインとして表示されます。 |
ライセンス・サーバのセットアップ |
UFT One のコンカレント・ライセンスとコミュータ・ライセンスをインストールおよび管理するのに使用する、AutoPass ライセンス・サーバをインストールできます。 詳細については、「UFT One ライセンス」およびAutoPass License Server のオンライン・ドキュメントを参照してください。 |
Run Results Viewer セットアップ |
スタンドアロン・バージョンの Run Results Viewer をインストールできます。 スタンドアロン・バージョンは、UFT One がコンピュータにインストールされていない場合にのみインストールします。 |
UFT Developer セットアップ |
開発用 IDE でテストを直接コーディングできるようにする機能テスト・ツールである UFT Developer をインストールできます。
詳細については、『UFT Developer Readme』を参照してください。 |
注意: 別途記載のないかぎり、「Application Lifecycle Management」または「ALM」とは現在サポートされている ALM または Quality Center のすべてのバージョンを指します。
一部の機能およびオプションは、使用している ALM または Quality Center のエディションではサポートされていない可能性があります。
インストールの前に
重要: UFT One は、ユーザ・アクションやネットワーク通信の記録に使用される可能性がある製品です。このため、UFT One の実行は、機密性の高い情報が保存されておらず、またそうした情報へのアクセス手段もない専用のテスト・マシンで行うことを強くお勧めします。また、UFT One の使用前に、ラボ・ネットワーク・トポロジとアクセス許可を十分に確認する必要があります。
インストールを行う前に、次の手順を実行します。
- 「必要なアクセス許可」に記載されている必要なアクセス許可があることを確認します。
- エンタープライズ環境でインストールを行う場合は、「エンタープライズ・デプロイメント」を確認します。
- アップグレードを行う場合は、「UFT One のアップグレード」で該当する手順を確認します。
- 「インストール時の既知の問題」および「UFT One ライセンスに関する既知の問題」に記載されている既知の問題について確認します。
UFT One 15.0 以前:「Extensibility Accelerator for Functional Testing」を使用する予定がない場合は、ダウンロードした UFT One パッケージから prerequisites\vs2008_shell_sp1_isolated_redist フォルダを削除します。このフォルダは、SP1 再配布可能パッケージを含む Visual Studio 2008 Shell(分離モード)をインストールします。これは、Microsoft でサポートされなくなったため、セキュリティ・ソフトウェアの警告が発生する可能性があります。
詳細については、「インストールの前提条件」を参照してください。
その他の参照項目: