キーワード・ビューのユーザ・インタフェース

関連：GUI アクションおよびコンポーネント

キーワード・ビューでは、アクションまたはコンポーネントのステップをモジュール化された表のような形式で作成および表示できます。

各ステップのテーブルには個別の行があり、各列はステップのさまざまな部分を表しています。

注意: ビジネス・コンポーネントを使用する場合、UFT One のキーワード・ビューは ALM の［自動化］タブと同じです。

アクセス方法

アクション・タブまたはコンポーネント・タブがアクティブなドキュメントであることを確認します。
エディタが表示されている場合は、［キーワードビューとエディタ間の切り替え］ボタンをクリックします。

重要な情報

テーブル・ヘッダを右クリックし、［キーワードビューオプション］ダイアログ・ボックスで表示するカラムを選択します。
カラムとステップをドラッグして並べ替えます。
ステップを右クリックしてプロパティを表示したり、新しいステップの挿入などのテストまたはコンポーネントを変更したり、選択したステップからテストを実行したりします。

次のタイプのステップ、コメント、およびプログラミングを追加します。

標準ステップ	アプリケーション内のオブジェクトがあり、オブジェクトに対して実行される特定の操作があるテスト・ステップ。詳細については、「キーワード・ビュー内の標準ステップ」を参照してください。
チェックポイント・ステップ	アプリケーション内のオブジェクトの状態を、アプリケーション/テスト・フローの特定のポイントでテストするステップ。詳細については、「チェックポイント・ステップの挿入」を参照してください。
出力値ステップ	後からテストで使用できる値をオブジェクトから生成するステップ。詳細については、「GUI テストの出力値」を参照してください。
コメント	テスト/コンポーネントまたは特定のステップについて、わかりやすい詳細を追加するために使用するスクリプト内の行。詳細については、「キーワード・ビューでのコメント」を参照してください。
プログラミング・ロジックを使用するステップ	プログラミング・ロジックを使用して、実行結果への情報の送信やテストとアプリケーションの同期など、さまざまなタスクを実行できます。詳細については、「プログラミング操作」の「条件ステートメントとループ・ステートメント」を参照してください。

キーワード・ビューには次のカラムがあります。

［項目］カラム

ステップの実行対象となる項目。ステップに内容を追加する場合は、コンポーネントで、まず［項目］カラムからオプションを選択します。

この項目は次のいずれかです。

アクション

オブジェクト・リポジトリ内のテスト・オブジェクト
ユーティリティ・オブジェクト
関数呼び出し
VBScript ステートメント（Dim ステートメントなど）
ステップ・ジェネレータによって生成されたステップ

コンポーネント

オブジェクト・リポジトリ内のテスト・オブジェクト
コメント：行全体に入力できる自由形式のテキスト・セル。
ユーザ定義関数（操作）。

たとえば、ビジネス・コンポーネントの起動時にアプリケーションを開いたり、特定のプロパティの値をチェックしたりする関数です。

関数を使用するためには、コンポーネントのアプリケーション領域に関連付けられている関数ライブラリにユーザ定義関数を追加しておく必要があります。

詳細については、「関連付けられた関数ライブラリ」および「ユーザ定義関数」を参照してください。

［操作］カラム

項目に対して実行する操作。このカラムには、Click や Select など、［項目］カラムで選択した項目に対して実行できるすべての操作（メソッド、関数、プロパティ（コンポーネントの場合はサブプロシージャ））が一覧表示されます。

［値］カラム

選択した操作の引数値は、［操作］カラムで選択したオプションの引数の数に分割されます。

コンポーネントでは、引数値は定数またはパラメータにすることができます。

ローカル・パラメータ

ビジネス・コンポーネント固有のパラメータであり、そのコンポーネントしかアクセスできません。

ローカル・パラメータは、単一のステップ内で、またはコンポーネント・ステップ間で使用されます。たとえば、あるステップの出力パラメータを後続のステップの入力パラメータとして使用できます。

コンポーネント・パラメータ

ALM プロジェクトの任意のコンポーネントからアクセスできます。

詳細については、「［パラメータ］タブ（［プロパティ］表示枠 - GUI テスト）」を参照してください。

［割り当て］カラム（アクションのみ）

値を変数に割り当てたり、変数から値を取得できます。

セルの左側をダブルクリックして、［保管先］または［取得先］のいずれかを選択します。次に、セルの右側をクリックして、変数の名前を指定します。

保管先：X	値は、［エディタ］の X = <step> 行の値になります。
取得先：X	値は、［エディタ］の <step> = X 行の値になります。

たとえば、保管先：cCols は現在のステップの戻り値を cCols という変数に格納します。この値は後でテストに使用できます。

環境変数についての詳細は、「［保管場所オプション］ダイアログ・ボックス」を参照してください。

［コメント］カラム（アクションのみ）

ステップに関連する情報を自由な形式で入力できるテキスト・エディット・ボックス。これらは［エディタ］ではインライン・コメントとして表示されます。

詳細については、「キーワード・ビューでのコメント」を参照してください。

［出力］カラム（コンポーネントのみ）

ステップの出力値が格納されるパラメータ。